応援上映協力隊(通称プリズム治験)に参加してきた!!!(2023/6/11)

▼突然の召集、応募そして内定

公式のツイートを見て「人材派遣草www」と思いつつ色々言われてるのをみながら、まぁ選ばれないやろ〜となんとなく応募したら初回応募で選ばれました。(内定のDMは6/2にはきてました)

最初のDMで“今回協力してほしいのは『ONE PIECE FILM RED』の応援上映です(経緯含め、キンプリとワンピ両制作サイドからのコメント)”という説明があり、その内容で参加するかどうか返信するって流れでした。(同じ東アニのザファに通ってるから安易にOK出した)

その後、集合場所とキャラクターのキャラカラー、ウタの楽曲ごとのカラーが書かれたページが送られてきて当日を待つ…って感じでした。

(さすがに初見だと応援難しいだろうなぁと思ってアマプラで軽く予習した)

 

▼当日
普段いかないところなので迷いそうだなぁと思って早めについてしまったけどどうにかなった。建物内にあるシアターに20分前には入場しました。

当初、受付にめちゃくちゃスタッフの人がいてビビったけど普通に優しかったビビってごめん……(どんな現場だと思ってたのか)

受付で応援上映後に書くアンケートを渡され座る席は真ん中のブロックの真ん中あたりに座ってほしいというお願いを聞いて入場。
待ってる時に聞こえてきた感じだと最後列がONE PIECE関係の人ぽかった(違ったらすみません)

最終的に人数が30人弱くらいだったような気がする。キンプリだけだと15人くらい…?
人数もそこまで多くないし、みんな単騎で参加してるので時間になるまで無音でめちゃくちゃ空気が重かったです。(みんなキンブレの準備とかしてた)


時間になり上映前に、FILM REDの広報担当の方と集英社で尾田先生の担当編集の方からお話がありました。

集英社の方曰く、5年前くらいに一緒にキンプリの応援上映を観に行ってそれをみて「ONE PIECEでもこういうのやりたいよね!」となり(Twitterで話題になったやつ)応援上映ありきでFILM REDを制作してたんだけどコロナで発声応援上映が出来なくなってしまった。
今回、他作品でも発声応援上映が増えてきたので満を持してFILM REDも発声応援上映をはじめよう!という話になったが、ONE PIECEという作品上、老若男女ファンがいるのでどうやって始めればいいか悩み、エイベックスの西さんに相談したらこのような機会をつくっていただけた…といった経緯があったとのこと。西さんから応援上映は一緒に作り上げていくものだと聞いているのでキンプリエリートならぬウタエリートの人たちと作り上げていきたいと思っている。的な決意表明的なことも仰ってました。

その後、エイベックスの西さんからもコメントが(西さんの登場でテンションが上がるキンプリエリート)西さんの「みなさん緊張してないですか?」という声かけ素直に緊張していると答えるエリート(ここでやっと緊張感が和らぐ)
最初に色々不安にさせる案内をしてすみませんでした、という話から今回600人ほどの応募があった話、このような機会をいただけて光栄です、キンプリエリートのいつも通りの応援を見てもらいましょう!という感じで完全に我々を信頼を寄せてくれている感じでした。(ありがとうダイスキ)その後、西さんと一緒に声出し練習。

速水ヒロ“さん”のセリフから
プライドを一番上手く歌えるのは…
\\\俺だ!!!!///

ルフィのセリフから
海賊王にオレは…
\\\なる!!!!///

そして、FILM REDの人達が我々のために映画泥棒を先付け(先付け?)してくれました!という言葉を聞いて一番沸いてしまった。なに?????

そしてみんなで「よろしくお願いしますー!」って言ってはじまった(部活)

 

▼そして応援上映本番

・ウタのキャラクターカラーはピンクと事前説明いただいてたので(西さんが現地で教えてくれた)基本的にピンクとレッドを振り回してた

・色変えがめちゃくちゃ多いけど慣れればいける(応援上映は慣れ、そうだろアレク)

・とあるシーンで一面赤くなったところでシャインが頭に浮かんだ

・令和にサンジって叫べるの最高じゃないですか???????(生まれてはじめてキャラグッズを買ったのがサンジ)

・キンプリエリートは盛り上がるところは全力で盛り上げ、客になりきるところはなりきり、シリアスなところはしっかり聞くスタイルだった(あとは気を衒っていない声かけ)

ONE PIECE関係の人たちはセリフを覚えてる人が多くてキャラの名前の呼びかけとキャラと一緒に声出ししていた印象


▼上映後
FILM REDの広報さん、エイベックス西さんから最後の挨拶。アンケートを書きおわったら心ばかりのプレゼントがあるので受け取ってくださいというアナウンス(始まる前にも言われた)
15分くらい時間設けてくれてみんなすごい真面目にアンケート記入してた(私も真剣に書いた)
アンケートの内容的に『どうしたら良い応援上映に出来るか』かと真剣に考えている様子がひしひしと伝わってきたのでとりあえず私が思う返答を書いてきました。
あとこれがすごい嬉しかったんですけど、現地アンケート書き込みだと書き漏れなども考えられるので後でオンラインでもアンケート記入出来るようにしますという配慮も(すごくありがたかった)

 

▼総括
めっっっっちゃくちゃ楽しかった!!!(アンケートにも書いたけど)
まわりは勝手知ったるキンプリエリートだってだけで安心して声出し出来たし、しっかりFILM REDを予習してきたんだろうなぁというエリートさんもいて、最速の応援上映の時と同じような体験というか新鮮に『応援上映』を楽しめて最高でした!!!私もとりあえず自分が出来る全力を出しきりました(部活)

今回のついて、たしかにキンプリ本家が動いてないのになんで他作品を??ってなる気持ちや個人情報の取り扱いとか不安になるのは共感だけど、現地でFILM REDの人達やエイベックス西さんの言葉から『応援上映』そのものを真剣にそして本当に大切に思っていることがすごい伝わってきたので、また同じような募集があったらまた軽率に応募すると思います!!!(もう怖くない個人情報)このような機会をいただきありがとうございました!!!!
ポストカードは家宝にします!!!!

 


あと最後に……
今回、制作サイドが熟考した上で応援上映の経験があるキンプリに白羽の矢が立ったわけですが、コロナ禍でFILM REDの無発声応援上映に通っていたONE PIECEのファンの人達もたくさんいると思います。その人たちが、他の作品のファンがモニターやったことにもしかしたらネガティブな意見が出るかもしれません。これはフォローになるかわかりませんが、あくまで今回はモニターであり、今後ONE PIECE FILM REDの応援上映を作り上げていくのはファンの方々だと思うので、私はもし劇場で参加することが出来たらFILM REDのファンの人達、ウタエリートが作り出した応援上映を体感出来たらいいなぁと思ってます!!!
ここから一緒に『応援上映』を盛り上げていけたら、今回の施策は大成功ということになるのかな?と勝手に考えています。どういう立場なんだよって感じですが。


そして、本当に誰にも言わずにいるの大変だった!!!えらいぞ自分!!!!!

 

そしてプリズム治験に参加したみんなもお疲れ様でしたーーー!!!!

舞台「KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-」とプリズムの煌めき ※noteから記事移動しました

この記事は2020年3月5日にnoteで掲載した記事をブログ移行のために転載しております。

 

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ここにあるのは「新型コロナ」に対し大きな憎しみを抱きながらも、煌めきに満ちた明日を生きることを誓ったキンプリオタクの千秋楽の当時の記録と備忘録です。

なお、自分語りと舞台のネタバレを多く含みますので、ご注意ください。

ずっと待ってた続編

2017年11月に千秋楽をむかえた第一弾『KING OF PRISM-Over the Sunshine!-』
それから毎年参加してくれたカウントダウンイベント『STAGE FES』 
そして、台風で中止となり無観客配信を実施した『KING OF PRISM-Rose Party on STAGE 2019-』

その、無観客配信の最後に第二弾の舞台『KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-』が発表されました。

第一弾の千秋楽から約2年間ずっと待っていた続編……。私は行ける限り行こうと決め、最速先行のチケットをとりました。

一般チケットの販売が開始してから、キャスト陣のアフトとDJ.KOOさんのDJ PartyとBON DANCE(?)が追加されました。

DJ Partyとは、2019年に毎月本家のキンプリで開催されていた「キャラクターの誕生日のお祝いに、DJ.KOOさんが映画館に来てくれて、キンプリの曲でDJをしてくれる」というイベントです。
舞台観た後にDJ Partyさせようとする運営。さすが、オタクを六本木のクラブに集めただけのことがある。※アニメイトでキャラクターマイソングシリーズを全曲購入すると応募できたリリイベのこと。

そして、最後の最後に脚本を担当してる青葉譲さんとキャスト陣のアフトが追加され、プリティーシリーズから応援しているファン…主に過去に2ショットを撮った人達に対し、現場に集合をかけるという事件も起きました。(観に来てくれたヤク…エリートの皆様、本当にありがとなー!)

初日、幕が上がる

2020年2月20日、TDCホールで『KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-(通称ブタバラ)は初日を迎えます。

冒頭は、主人公である一条シンと如月ルヰの説明……。プロジェクションマッピングを使った演出は、前作以上に作り込みがされていました。その後は、まるでジェットコースターのようにキンプリの世界が展開されます。オバレのプリズムアフレコからはじまり、衝撃のお風呂シーン、まさかの組み合わせのキズナクライマックスのユニットプリズムショー……畳み掛けるような展開とその演出に、初めて劇場でキンプリをみた気持ちを思い出しました。休憩中、友人と「楽しい!やばい!何あれ!最高!」とただただはしゃいだ記憶があります。

 

舞台はナマモノ…初回から積み重ねるように進化していく姿に毎日わくわくして水道橋に向かいました。今思うとその時間も、とてもかけがえのないものでした。(会社から最寄り駅まで全力ダッシュするのも辛くなかったよ)

24日マチネでは、一条シン役の橋本さんの後半にマイクトラブルが起き、ナナイロノチカイでは他のメンバーのフォローに加えて、観客が担当パートの「僕達がいる 心配しないで」「ありがとう」を歌うという場面に立ち会い、心が震えました。

初日から毎日、Twitterで流れてくるレポ漫画を見て、「そうそう!ここめっちゃよかった!」とか、「次はこのシーン注目してみよう!」とか、「え、ここ変わったんだ!?」とか、レポをみることでわかる演出や小ネタに、次回への期待を持てるのも楽しい日常でした。

そして25日の休演日を挟み、3/1の千秋楽までノンストップで楽しもう!そんな気持ちで26日を迎えます。

突然の千秋楽

26日のお昼すぎ、政府から「大型イベントの自粛要請」が出ました。

Twitterのタイムラインでは、私と同じようにブタキンも中止になるんじゃないか、と不安になる人達で溢れていました。公演時間近くになっても公式からのお知らせはなく、物販の情報が流れた時、今日は問題なく実施してくれるってことなんだろうと少しホッとした記憶があります。

 

 

18時すぎについた現場では、土日並みの物販の行列が出来ていて、それをみて(買い足すなら明日の開演前に並ぼうかなぁ)(アフトの後にリピチケ買えるかなぁ)とぼんやり考えてました。

会場に入り、少し待っていると、通常であれば18時半には座席に案内されるはずが「準備が遅れているため少々お待ち下さい」のアナウンス。それから10分経っても、準備が終わらないことに若干の不安を感じます。

 

その後、座席があるフロアへの入場が開始し、着席。
今日はいったいどんな日替わりだろう、なんてドキドキしながら開演を待ちました。
会場のBGMが消えた時、いつもならプロジェクションマッピングで応援上演の説明が入るはずが、突然エーデルローズメンバーが舞台上に現れました。

それをみて観客のほとんどが何かを察しました。そして、残念ながらそれは想定通りの内容でした。

当時の私は「なぜ、この説明をキャストにさせるんだろう」と運営に対し、若干の怒りを感じました。それは、前回の台風で中止からの無観客配信もそうでしたが、キャストから説明させるのではなく、決断を下した舞台制作サイドからの言葉を聞きたかった、という気持ちがあったからです。(未だにあるぞ)

「27日以降の公演を自粛するため、今日が千秋楽になります」

座長の橋本さんの言葉に、多く観客が耐えられずに泣き始めました。
泣いている観客をみて、舞台の上にいるキャストはそんな観客を励ますように、決して暗い顔はしないように努めていたようにみえました。

そして、はじまった千秋楽。
冒頭のシーンではショックを受けた観客のすすり泣きがまだ残っており、このままの気持ちでこの千秋楽を楽しめるだろうか、と一抹の不安がありました。しかし、オバレの「虹色クラウン」が始まってから空気が変わっていきました。

カヅキ「先輩、明日から会えないなんて寂しいですよね」\寂しい~~!/

ヒロのデコピン!!\顔がいい!/

コウジ「タテタテタテタテ、ヨコヨコヨコヨコ~♪」\多いよ~~!/

プリズムアフレコが終わってからは、もういつものキンプリでした。
全力で笑って、泣いて、コールして。
千秋楽、最後の応援上演、力の限り声援をおくりました。

ナナイロノチカイの誓いでは、劇場版に合わせこれまで客席とのハイタッチでしたが、オバレがセプテントリオンのみんなにそれぞれの色の紙テープを渡す演出が加えられ、ステージから客席に向かって紙テープを投げる「シン・プリズムラッシュ」が披露されました。

 

同じように客降りの演出だった、Shiny Heart Beatではステージ上でユニットを組んだ二人や三強が固まって、ファンサをしてくれました。

全て終わり、当初予定していたアフタートークではなく全キャストからの挨拶になり、ひとりずつ挨拶していくという流れで、第2弾から追加となった黒川冷を演じてくれた及川洸さんが挨拶中に泣いてしまい、完全にもらい泣き、そこからずっと泣きながら挨拶を聞くことに。

たぶん、観客と同じくらい、むしろそれ以上に悔しい思いをしているのがキャスト陣で、それでも観客に笑顔とプリズムの煌めきを届けようとしてくれていました。
最後までキャラとして「約束」を誓い、言葉を贈ってくれるキャスト、我々と同じ気持ちで\運営ーーーー!!/と叫ばせるキャスト、歌の歌詞と同じことをいい始めるキャストなどなど…。

みんな共通していたのは「KING OF PRISM」という作品、そして演じたキャラクターを愛してくれているということ。
開演前に挨拶を聞いた時は、こんな気持ちで舞台を100%楽しめるだろうかと不安だったけれど、全てが終わり会場のライトがついた頃には会場は笑顔で溢れていました。

それぞれの千秋楽

帰りの電車の中でみたTwitterは、公式Twitterの方からの自粛の報告をみたたくさんの人の悲しみの声で溢れていました。翌日観に行く予定だった人、2/29の公演を楽しみにしていた人、土日に遠征して観に行く予定だった人……。みんなこの未曾有の状況を理解していても、すぐに納得は出来る状況ではありませんでした。

次の日から、ブタバラが終わった日常が始まります。
ずっと楽しみに待っていた舞台が、まさかよくわからないウィルスで終わるなんて一夜明けても受け入れられず、Twitterを開いては泣き、千秋楽を思い出しては泣いていました。「みんな同じ気持ち、私よりも辛い人もいる」この気持ちと折り合いをつけるのにどれだけ時間がかかるだろうか、と漠然とした不安に苛まれました。

2/28の朝、朝起きてTwitterをみると青葉譲さんの新規ツイートの通知が……。開いてみると、そこには舞台「KING OF PRISM」に対する思いと夢、そして誓いの言葉です。起き抜けにTwitterをみて号泣するなんて、Twitter歴10年ですけど本当に初めての体験です。

「みんな辛いと思います。だから明るい未来を信じて生きましょう。」

ずっと待っていた言葉を、監督自身からいただけたことで、立ち直る大きなきっかけになりました。

その後、キャスト陣が当初の千秋楽にあたる3/1まで、写真を上げつづけてくれました。キャストが上げてくれる写真やそのつぶやきに、ファンも少しずつ千秋楽を受け入れていけた気がします。

またきっとここで逢える

第一弾が終わってから、続編まで待つことが出来たのは「Shiny Heart Beat」の歌詞のおかげだと思います。

またきっとここで逢える
約束するよ待っててね

キャストの想い、菱田監督の願い、そしてキンプリファンの応援があれば、きっとまた“絶対”あの景色が観れると信じ、「KING OF PRISM」を応援し続けたいと思います。

最後に……。
この度、舞台『KING OF PRISM -Shiny Rose Stars-』に携わったスタッフの皆さん、作品とキャラを全力で愛してくれたキャストの皆さん、そして、応援上演で一緒に応援してくれた観客の皆さん、たくさんの煌めきと愛を本当にありがとうございました。

\また逢えるよ!/

みよしr